こんばんは
マンションインスペクターの亀田です。
本日は、なぜ私が『マンション専門のインスペクター』として活動しているのかについてお話します。
戸建て住宅もマンションもこれらは同じ住宅ではあります。
しかし、全くといって良いほど検査内容が違います。
その一番の違いは【構造体】です。
プロであれば誰もが感じることだと思いますが、「木造」しか扱った事の無い方が、「鉄筋コンクリート造」のマンションをチェックするのは無理があります。
その逆もしかりですが。
次に【設備関係】
避難設備や防火関係の規定が異なります。
そして最後に【権利関係】
マンションには共用部と専有部の違いがあります。
これは木造側から見ても同じで、【シロアリ】や【床下】【天井裏】【外溝や境界】など、マンションには無い項目が多くあります。
その為、両者を一緒くたに「ホームインスペクター」という括りにしてしまう事に、そもそも無理があるのです。
なので、私はマンション専門のインスペクターとして活動しております。
私も一級建築士を取得しておりますので、それなりに木造住宅を検査することは可能ですが、それはご依頼者様にとってはベストでないと思います。
将来的にはマンションにはマンションインスペクター、戸建て住宅には戸建てインスペクターの資格が必要になるかも知れません。
皆さんもインスペクションを頼まれるときには、その方の経歴などから専門分野をよく理解された上で依頼するようになさってください。
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