Google なぜ、マンション專門のインスペクションなのか、その他注意事項などご案内。 | 東京マンションインスペクター

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マンション専門インスペクション。中立公正な立場で新築・中古とも診断します。

TEL.090-1431-7501

はじめに
住宅診断サービスの依頼をご検討中の皆様へ はじめにこちらをお読みください。

住宅診断(ホームインスペクション)への思い。

私は平成3年に新卒で入社したゼネコンで現場監督として7年間、その後転職したデベロッパーで建築担当として7年間、同じくマンションの商品企画で3年間、下は20戸から上は300戸のタワーマンションまで、数多くのマンション建築に携わって参りました。そして、平成20年に会社が民事再生法適用となった後には、急きょ営業職も経験しました。民事再生を機に営業マンが一斉に辞めてしまったため、選択の余地が無いまま営業マンとなったのです。それまで営業経験が無いため、初めはどのようにお客様に接していいのかも分かりません。もちろん3,000万円以上もする商品を契約するなど想像も出来ませんでした。 しかしそのままで良いわけは無く、営業マンとしてお客様のために出来る事は何かを考えました。そこで、一級建築士を持つ技術者として、地盤のこと、構造や耐震のこと、設備のこと、将来的な間取りの可変性のこと、修繕計画のことなど、なるべく一般の方に分かるよう事細かに説明をしていったのです。 住宅ローンについても勉強しました。 ファイナンシャルプランナーの資格を取り、お客様にとって買うべきか、買わざるべきか、売り手の都合ではなく、親身になってアドバイスするように致しました。自分の良心に問いかけ、生涯お客さまと付き合っていく事を考えたのです。 徐々にお客様から信頼を得られるようになり、始めてから一年もたたずに多い月で5件のご契約を頂ける迄になりました。それまでのトップセールスマンが年間18戸程度だったのを大きく上回る成績でした。お客様にも恵まれ運が良かったのだと思います。 また同時に、残念ながら立地や間取りの条件など合わず、ご契約されなかったお客様からも、他社マンションについて意見を求められるようになりました。 物件を気に入っても専門知識の無い営業マンでは不明な点が多く、お客様の期待に応えられないのです。 私は他社の物件に関する質問でも、わかる範囲で調べて回答するようにしました。 そして、内覧会も同行して欲しいというご要望にも喜んでお応えしました。 特に単身女性のお客様は一人身であることを現場管理者などに知られたくないという事情もあり、彼氏や婚約者のような立場で同行する事まで致しました。 他社の物件を堂々と見られる事は自分自身のスキルアップにも繋がりますし、結果として、皆さんにも喜んでいただけます。これほど素敵な仕事はないと思いました。 このような経緯から正式に住宅診断サービスを行おうと考えるようになりました。 現在でもその場限りの付き合いではなく、生涯付き合う友達や家族のつもりで住宅診断をしております。

週末に住宅診断を行う理由(創業当時の思い)

週末に住宅診断士として活動する理由についてお話します。私は平日に不動産会社で働き、週末は住宅診断の仕事を行っています。 なぜでしょう。(※現在はすでに不動産会社を退社し、個人事業として行っております)それは「会社と適切な距離を保つ事で、より良い信頼関係が築ける」と感じているからです。 組織に属する事で、広く多くの方と一緒に仕事をする事も大切です。 しかし、それだけではまずいのだと、ある事をきっかけに考えるようになりました。 私はこれまでの人生で、勤め先の倒産を2度経験しています。 1度目は一部上場ゼネコンの会社更生法申請でした。 仕事中に協力業者さんから連絡があり、テレビ放送を通して初めてそのことを知りました。 そして、2度目は分譲マンションデベロッパーで、上場目前にしての民事再生法適用です。 今の時代、大手企業に属していたとしても雇用は安泰ではありません。 景気や世の中の流れには逆らえない場合が多いのです。 どんなに一生懸命働いていたとしても、自分ではどうすることも出来ない事が起きるのです。 デベロッパーの民事再生法適用後、スポンサー企業から指導を受けながら、平日は設計業務、土日は販売営業、あるときは自らも工事を行うなど、ほとんど休み無く必死の思いで4年間働き尽くしました。ここではつらい思いをしましたが、多くの事を学びました。 それまで起業や独立など考えもしませんでしたが、これを機に大きく考えが変わりました。 すべてを会社に預けるのではなく、自分のスキルを磨き続けるべきではないかと。 幸いなことに現在の職場とは非常に友好的な関係が保てており、週末に住宅診断の仕事をする事を了解頂いています。 週末に住宅診断を行うことで、安定的な収入を得ながら自分のビジネスを持つことが可能になりました。 そして、このことは本業にも良い影響を与えています。 他社物件を直接検査できることや、お客様のご期待に応えられるよう、関係セミナーに出席したり、新たな資格取得を目指したり、日々自己研鑽に励むことなどです。 住宅診断は自分が将来にわたって取り組みたいと思った仕事(ライフワーク)です。 土日の休みが無くなり家族には申し訳ないですが、より精度の高いサービスを提供できるよう脇目も振らず一心不乱に取り組んで行きたいと思います。

3つのお願い

東京マンションインスペクターではお客様に『3つのお願い』をご理解頂く事で、良心的価格でサービスを提供しております。

1.サービス可能地域へのご理解

東京・神奈川・埼玉をサービス取り扱い地域と致しますが、遠方のサービスはお断りする場合がございます。 ※具体的にはJR品川駅を起点に現地までの移動時間1時間を目安にしてください。繁忙期には一日に2件のご依頼を頂く場合があります。午前中にお受けした場所から次のご依頼場所まで移動しなくてはなりませんが、あまりに遠方であるとご対応ができなくなってしまいます。 なるべく多くのお客様に良心的価格でサービスをご提供するためご理解頂きたくお願いします。

2.マンション専門サービスへのご理解

同じ住宅であっても木造とRC造(SRC造)では全く違う技術的基盤に成り立っています。 一級建築士の資格を持っているからといって、すべての構造形式に精通するのは不可能ではないでしょうか。特にマンションは区分所有法との関係もあり、基本的に戸建て住宅とは別物です。 マンションに特化する事で、より専門性を生かした細かなサポートを致します。 レーザー計測器は基本的に使用致しません。 床や天井の傾斜不具合を発見するためのレーザー計測器は使用致しません。 なぜならば、本来この計測法は木造建築に対する診断方法と考えるからです。 木造建築では構造体に直接仕上げ材が貼られています。その為、仕上げの不陸(ふりく)、倒れを計測する事が構造体の不具合を診断することになります。 ひるがえってRC造、マンションではどうでしょうか、構造体であるコンクリートと仕上げ部分とに相関はまずありません。 もしも診断で大きな倒れが見つかった場合には、施工者に依頼して計測器を借りるなど対応いたします。 構造体につていは目視範囲とします。 マンションの住宅診断では基本的に構造体の診断は出来ません。 住宅診断は医者に例えれば「かかりつけ医」と同じです。そこで不具合が発見されればさらに精密診断が必要となります。コンクリート精密診断などはそれこそ100万円単位の検査であり、はじめから行うことは経済的ではありません。 出来る限り詳細な診断をと希望されるのであれば、オプションとなりますが工事写真と構造図の照合をするなど対応する事は可能です。ご相談ください。

3.小さな傷は対象外

検査項目に傷や汚れは含みません。 マンションは工業製品ではありません。現場で人の手で作られるものです。明らかな傷については交換や補修を要求する事が可能ですが、新築といえども小さな傷はある程度仕方の無いことです。 たまに床を這って擦り傷まで探そうとする方がいらっしゃいますが、多くの場合これは意味がありません。 また、床に使われる石など天然の材料によっては、色ムラや小さな欠けなど有る場合があります。これも感覚によるところが大きく、正解はありません。 ある程度許容する気持ちが必要なのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます! いかがですか『3つのお願い』はご納得いただけましたでしょうか? ご納得いただけましたら、ご予約はこちらから!→予約フォーム
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