こんばんは。
東京マンションインスペクターの亀田です。
今日は住宅診断で使われている道具、レーザーレベルについてお話します。
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私のマンション診断ではレーザーレベルによる床、壁、建具等の診断は致しません。
なぜなら本来これは木造建築に対する診断方法です。
木造建築では構造体に直接仕上げ材が貼られています。
その為、仕上げの不陸(ふりく)、倒れを計測する事が構造体の不具合を発見することになります。
ひるがえってRC造、マンションではどうでしょうか、
構造体であるコンクリート面と仕上げ部分とに相関はまずありません。
もしも検査により大きな倒れなど見つかった場合は、
施工者様に依頼して計測器を借りるなど対応いたします。
大手の内覧同行業者などは、
新築物件でもレーザーレベルを使用しているようですが、
それは過剰サービスでは無いでしょうか。
その分も検査費用に上乗せされているのであれば、
それはお客様本位ではないですね。
なお、生活に支障が出るような不具合であれば、
目視で十分わかりますし、水平器があれば十分です。
道具のすごさだけに惑わされないようにしてくださいね。
それでは。
お客様本位のHP開設しました。
よろしければご訪問ください。
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