こんばんは。マンションインスペクターの亀田です。
明日からは待ちに待った3連休ですね!
みなさん正月明けの仕事で疲れもちょっとたまったところだし、この3連休で一息といったところでしょうか(^-^)。
さて、私のいるマンション業界ではちょうどこの時期から3月までが怒涛の季節です。
売り手のデベロッパーや施工者のゼネコンが決算の都合上、建物の完成引き渡し時期を3月末に合わせるため、どうしても最後の仕上げ工事が集中してしまいます。
とうぜん職人さんはどこも人手不足。10人必要なところ、半分も来てくれればましなほう。
ひどい時には1人も来ません。(~_~;)
会社に確認の電話を入れると、「朝から向ってると思うんですけど...」との返事。
でも実際はよその現場に回っていたり。
とにかく応援なんて手配しても全く集まりません。
そうなると、現場に職人さんがきてもお願いをするのが精いっぱい。
必然的にやっつけ仕事にならざるを得ず...
だからって誤解しないでくださいね。悪意があってやっているのではありませんから。
もう、何年も同じことをやっていますが、完成時期を分散出来ない業界構造の悪弊なんです。
中には、「このようにならないよう、工期に余裕をもって施工しています」って物件もあると思いますが、実際にこのようになる確率が高いのです。
幅木がまだついてません…
そして残念ながら多くの皆さんが引き渡しを受けるのもちょうどこの時期ですよね。
皆さんには何の落ち度もないのに。バタバタと突貫で作られた物件の引き渡しを受けることに。
でも、運が悪かったでは済みません!
そこで、内覧会同行業者(ホームインスペクション)の出番です。(^O^)/
通常内覧会ではチェックシートを渡されて自分でチェックするか、現場管理者が同行するかなのですが、内覧業者が同行すると分かると、かなりの確率で最高責任者(所長)やそれなりに経験のある方が一緒に付いてくるようになります。
新人などよこして、的外れな解答をしてしまうなど恥ずかしい思いをしたくないからです。
だから事前に内覧同行業者が来ると分かれば、それだけで一番腕のいい職人さんを入れるなんて事が行われます。
事前に最高責任者(所長)やデベロッパーの建築担当者が念入りに確認なんてことも。
よく掲示板などで、内覧業者は必要?不要?なんて投稿がありますが、「売主や施工業者へのプレッシャーになる」と書かれていることはかなり的を射ています。
本当はそんな事がなくても、同じ品質で作られなければいけないと思いますが。
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1月中であれば十分ご依頼者様のご都合に合わせることが可能ですが、例年2月に入ると予定が立たなくなってきます。その時点では他の業者様とのバランスから若干値上げをいたします。それでも業界の中ではほぼ最安値なんですけどね(^_-)-☆
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