こんばんは。
マンションインスペクターの亀田です。
本日は横浜で開かれた住宅リフォーム講座に参加してまいりました。
会場は横浜開港記念会館の一室。
講師の方からご説明がありましtが、この建物は築92年になるそうです。
よく日本の建物は欧米に比べ耐久年数が低いと言われますが、
きちんとメンテナンスを行うことで、十分利用できる良い例ではないでしょうか。
さて、本日の講義内容は消費者向けのものでしたが、最後にリフォームを依頼する時の心得がためになったのでご紹介します。
「住宅リフォーム実施の心得5箇条」
第1条 業者の選定は、出向いて、話して、確かめて
第2条 見積書は、比較し疑問のとけるまで
第3条 契約の際には、追加・変更・途中中止のルールを明確に
第4条 出来栄えをよく見て、納得してから支払いへ
第5条 保証内容とアフターケア体制を、事前に確認し、書類化する
(NPO法人 消費者住宅フォーラム)
これらを守れば、はずれ業者を引く可能性はかなり軽減できると私も思います。
リフォーム業界は以前、訪問販売の悪徳業者が話題になり、何となく悪いレッテルが貼られてしまった感じがしますから、まともな会社でもあやしく見えてしまうものです。
業界としてはその辺の悪いイメージを払しょくするために、いろいろと活動をしているんですね。
もしもリフォームの見積もりを取って、その価格が妥当なのかどうか判断できない場合、相談できる機関があります。
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
住まいるダイヤル 0570-016-100
●リフォームの相談
●弁護士等によるリフォームの無料専門家相談制度について
●リフォーム見積チェックサービスについて
このような機関をうまく利用してくださいね。
以上、ご自分の住まいのリフォームを考えている方への話でしたが、これから先は今後中古物件を買ってリフォームしようと考えている方へご案内します。
中古物件を購入する際、どの程度手入れが必要になるのか事前に判断するのは、中立・公正な住宅診断を受けるのが一番です。
お分かりのようにリフォーム業者さんは出来るだけ高い工事を受注したい、そんな思いがあるのでどうしても必要のない工事まで勧めがちです。
なので、どこにも属さない住宅診断士からアドバイスを受けることで、無駄な工事費用を圧縮することが可能です。
私の所属する団体には多くの住宅診断士が所属しています。
こちらでは診断士を地域で探すことや、得意な分野で探すこともできますので、将来的なかかりつけ医を探すつもりで、一度HPをご覧になってください。
なお、東京近郊のマンションであれば、私もお役に立てると思います。
こちらがHPです。
かなり良心的な価格で診断しております。
ぜひ、お声掛けくださいね。
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