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東京マンションインスペクター

マンション専門インスペクション。中立公正な立場で新築・中古とも診断します。

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中古マンションのホームインスペクション

中古マンションのホームインスペクション

既築マンション

こんにちは。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

東京インスペクションの亀田です。

 

さて、先週の活動報告、

中古物件のホームインスペクションの続きです。

 

時間の制約もあり水回りを重点的に確認して欲しいとの事なので、

キッチン、洗面所、浴室、トイレと順番に確認致しました。

 

まずはキッチン。

給水・給湯・排水状況を確認。

キッチン水栓キッチン配管

よくある水栓の根元部分からの滲みも無く、状態は良好です。

汚れはそこそこありますが築年数相応の状況です。

 

キッチンにはディスポーザーが設置されており、

まだ出初め当初の物で、ハンマーミルが付いているタイプでした。

 ディスポーザー

ディスポーザーはその機構上振動が多く発生しますので、

作動確認で異音が発生しない事、

排水接続部で漏水が発生しない事など注意しながら確認します。

 

つぎにIHヒーターの作動確認。

各種操作をして確認しますが異常は確認されず。

ほとんど使われていないのか魚焼きグリルが綺麗でしたね。

IHクッキングヒーター

 

レンジフードの作動状況も問題なし。

しかし、それなりに汚れが付着していますね。

レンジフード

今回、売主側のクリーニングは入らないそうなので、

ここで清掃方法を簡単に説明。

手入れに特別な工具は必要なく、

女性の方でも簡単に分解できるので

年末大掃除の際に併せて行うと良いでしょう。

  

つぎに洗面所の点検口から覗いてみますと、

さや管ヘッダー式の給水・給湯管が見えます。

さや管ヘッダー

ヘッダー近くに落ちている用に見える基盤は漏水センサーです。

万一漏水が発生した場合、センサーが反応して警報音で知らせます。

築8年なので既に電池は切れているようですが、

その役割は十分果たされたと思います。

 

なお、直接目視できない辺りをデジカメで撮影すると、

給水管の固定バンドが、システム床の脚と干渉し外れていました。

給水給湯配管

この辺の現象は直ちに不具合とも言い切れず、

お客様が過剰に心配されてしまうのも良くないので、

その場では申し上げませんでした。

もしもリフォームする際には手直しして下さいというレベルですね。

  

浴室はシャワーホースの漏水が見つかったのですが、

この点もパッキンの交換ですぐに直りそうです。

シャワー漏水

 

また、浴室には外部に面して片開きの窓があるのですが、

この扉がかなりかたく開けづらい状態。

浴室サッシ

換気の為にも解放出来る方が望ましいので、

作動調整が必要ですね。

 

最後に、トイレを確認。

 

トイレ排水確認

他の水回りと違い、トイレは比較的良くお手入れされていました。

便器のガタつきや漏水も無く、良好な状態。

ウォシュレットも正常に動作。

 

この時点で40分くらい経過です。

やはり点検口をあけて→確認して→閉めてと

中古の住宅診断は手間が掛かりますね。

当然、電動ドライバーなど持参して時間短縮には努めているのですが。

 

中古マンションの診断が難しい理由は幾つかあるのですが、

時間の制約など、業者さんが積極的でない事が一番で、

その次がこの点検口の開閉ですね。

 

その他としては、

建築された時期により、施工方法や設備のトレンドがある事です。

間仕切り、床組、天井組、給排水管、換気設備、これらを総合的に判断し、

修繕の必要があるか無いか判断しなくてはなりません。

 

ご依頼者様は、購入にあたってどの程度の費用がかかりそうか、

そこが知りたいのですからね。

 

今回、おおきな不具合は見られず、お客様にはご安心頂けたようです。

 

残り20分程度で、表面的な不具合について確認。

扉の開閉、各所隙間、クロスの割れ、玄関扉の施錠確認、

その他可動部の状態など、急ぎで回りました。

いくつか注意点がありましたので、簡単にご説明。

以上、かなりあわただしく確認を終えました。

 

初めは怪訝そうだった業者さんも、

最後には感心してくれたようで

『本当に本職なんですね...』とお褒め頂きました。

手前みそで恐縮ですが、実際にこの時間で検査を行うには、

それなりに技能が必要だと思います。

 

それは建築士だからといった知識だけではダメで、

施工を知り尽くし、自分でも小工事程度行えるスキルです。

 

図面や説明書が無い中、適切に工具を扱い、

確認したい部位までアクセスしなければなりませんからね。

 

新築マンションの同行と比べ、料金設定が高いのはこのためです。

お分かりいただけましたでしょうか。

 

現地で業者さんと別れ、ご依頼者様と場所を移してゆっくりと説明。

ある程度、修繕費のイメージが持てるようにご案内し、

この後の売買の流れまで説明しお別れしました。

お疲れさまでした。

 

さて、今回同行したこちらのマンション。

お客様はお申し込みの意を示していたのですが、

週明けにご報告があり、他の方が購入されたとの事。

 

どうも現金買いのお客様がいらっしゃったそうです。

一般的には住宅ローンの融資を受けるものですが、

現金買いに対して時間のロスがあり不利なんですよね。

お客様は本当に残念そうでした。

 

でも、同行診断した事にはご満足いただけたようで、

次回、検討物件があった場合はまたご依頼頂けるとの事でした。

その際もキッチリ検査させて頂きますね。

 

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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